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「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」あらすじと感想。魔法の世界が再び!!

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

世界中で人気を博したハリー・ポッターシリーズから70年前の世界が舞台となる本作品。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書となっている「幻の動物とその生息地」、その著者であり同学校の卒業生でもあるニュート・スキャマンダーが主役の物語。魔法族は「ノーマジ(アメリカ英語での人間。イギリス英語ではマグル)」からの迫害を恐れ、魔法使いであることをひた隠して生活していた…。

ニュートの旅

1926年。アメリカ:ニューヨーク。

イギリス人の魔法使いであり、魔法生物学者のニュート・スキャマンダーが船から降り立つ。ニュートの目的は、密輸されエジプトで保護された魔法動物「サンダーバード」のフランクを、故郷であるアメリカ:アリゾナ州の大自然へ返すこと。愛用のトランクからは何かが飛び出しそうになっているが、しっかりロックをかけて前へ進む。税関職員による荷物検査で、トランクの中身を見せて欲しいと言われ戸惑うニュート。すかさずトランクのスイッチを「マグル用」に切り替え、職員に渡した。中を開けると旅に必要な着替えなどが丁寧に入れられており、ニュートはなんとかその場を通過する。

その頃ニューヨークでは、建物が突風によって崩落する事件が相次いでいた。マクーザ(MACUSA/アメリカ合衆国魔法議会)の闇払いであり、魔法保安局長官のパーシバル・グレイブスは、現場を回って調査している。

ジェイコブとの出会い

初めてアメリカへやってきたニュートは、見慣れない街並みを興味深そうに眺めていた。通りがかった先で人だかりを見つけ、その中心へと歩いていく。そこでは、メアリー・ルー・ベアボーンという女性が演説をしていた。トランクを地面へ置いて話を聞くニュート。その女性は、魔法使いや魔女がこの世に存在すると訴えていた。その時、ニュートのトランクから何やらカモノハシのような魔法動物「ニフラー」が逃げ出す。ニフラーは光り物が大好きな動物で、ホームレスが集めていた硬貨を狙っていた。脱走に気づいたニュートは演説を抜け出し、慌ててニフラーを追いかける。

ニュートに気づいたニフラーはその先にあった銀行へと逃げ込み、ニュートも後を追いかけた。しかし人ごみの中をすばしっこく逃げ惑うニフラーを見失ってしまう。頭をかかえて椅子に腰かけると、隣に座っていた男性に話しかけられた。ジェイコブ・コワルスキーと名乗ったその男性は、缶詰工場を辞めて自分のパン屋を開くため、融資を受けるべく銀行へ来たと言う。ジェイコブは銀行員に本気度を示すべく、手作りのパンをトランクいっぱいに詰め込んでいた。その時、見失ったニフラーを再び見つけたニュートは、急いで追いかけるが、椅子に何かの卵を置き忘れたままその場を離れてしまった。ジェイコブは忘れ物を届けようとするも、銀行員に呼ばれてしまい、仕方なく卵をポケットに入れて部屋へ入る。

部屋に入り、手作りのパンを見せながら熱弁するジェイコブ。その時、ポケットの中の卵がうずきだす。融資の件は、担保とするものがないため断られてしまう。部屋から出たジェイコブはニュートを見つけ声をかけるが、その時、卵が孵化。魔法動物を人間に見られてはまずいと、ニュートはジェイコブを連れニフラーを追いかける。ニフラーは銀行内部にまで侵入し、なんと大金庫の金貨を漁っていた。ニュートはなんとかニフラーを捕まえたが、ジェイコブが先程話した銀行員に見つかってしまい警備員に取り囲まれる。ニュートはジェイコブを連れ、銀行の外へ姿現しで瞬間移動して逃げ出した。

ティナとの出会い

ニュートは記憶を消す呪文「オブリビエイト」でジェイコブの記憶を消そうとするが、目を離した隙に逃げられてしまう。そしてその様子を陰から見ていたマクーザのティナ・ゴールドスタインに捕まり、ニュートは魔法動物を連れ込んだ疑いで逮捕されてしまった。理由が分からないニュートへ、ニューヨークでは魔法生物の飼育が禁止されていることを説明する。ティナはニュートをマクーザへ連行し、議長のセラフィーナ・ピッカリーや長官のパーシバル・グレイブスの元へ突き出すが、実はティナは調査本部の闇払い局から魔法の杖認可局へ異動させられており、君の仕事じゃないと突っぱねられてしまう。議長や長官たちも何やら忙しいようで、結局取り合ってもらえなかった。

仕方なくティナは自分のデスクへニュートを連れて行く。そこへ、話を終えた長官グレイブスがやってきてティナの話を聞いた。証拠のトランクを見せると言い、グレイブスがトランクを開ける。しかし、トランクの中には魔法動物ではなく、パンが入っていた。ジェイコブが逃げる際、自分のトランクとニュートのトランクを間違えて持ち去っていたのだ。その頃ジェイコブも、ニュートのトランクを開けてしまい大変な事になっていた。

トランクの取り違えに気づいたティナとニュートは、ジェイコブの家へ急いで向かう。しかし、脱走した魔法動物によって家は崩壊し、ジェイコブも瀕死状態。見かねたティナは、ニュートとジェイコブを自宅へ連れ帰った。

クリーデンス

その頃、ニューヨークの大手新聞社の記者が、銀行前で演説していたメアリーを会社まで招いた。メアリーの仮説を「大スクープ」だと詰め寄った先は自身の父親である会社の社長。しかし社長はその時、息子(記者の兄)であるヘンリー・ショー・ジュニア上院議員と共に、大統領選への立候補の件で打ち合わせを行っていた。そして報酬はいらないというメアリーの情報など信用できないと父親である社長が突っぱねる。結局社長のいうことには逆らえず、帰ることにしたメアリー。ヘンリーは一緒に来ていたメアリーの養子である青年クリーデンス・ベアボーンへ近づくと「変人は帰れ」と侮辱した。クリーデンスは悔しそうに、妹の手を握り会社を後にする。

その後、マクーザのグレイブスはクリーデンスを呼び出した。クリーデンスは継母であるメアリーから酷い虐待を受けており、グレイブスは現状からの解放を条件にオブスキュラスを見つけるようクリーデンスへ内密に依頼する。オブスキュラスとは、自身の魔力をまだコントロール出来ない子供たちから発生する黒い闇の寄生体である。精神的、肉体的に受ける強烈なストレスにより、制御できなくなった体から生み出されるもの。強力な破壊力を持ち、これを発症すると10歳まで生きられないと言われている。グレイブスは「10歳くらいの子供」を条件に探すように言った。クリーデンスが家へ帰ると、怒った様子の母メアリーが待ち構えており、またもや暴力を受ける。クリーデンスは早く自由になりたくてたまらなかった。

トランクの中身

ニュートとジェイコブを連れて自宅のアパート前まで来たティナ。しかし、アパートは男子禁制のため、静かにするよう2人へ忠告する。ティナは妹のクイニー・ゴールドスタインと2人で住んでおり、クイニーは人の心を読むことができた。とても美人な容姿にジェイコブは思わず見とれる。2人はティナの家で夕食を食べ、泊まらせてもらうことになった。その夜、ニュートはジェイコブを誘いトランクの中へと入っていく。中は広い空間となっており、ニュートが世話をしている魔法動物たちが沢山いた。ジェイコブは餌やりを手伝ったりして動物たちと戯れる。ニュートはジェイコブへ、サンダーバードのフランクを紹介した。この鳥をアリゾナの故郷へ戻すと語るニュート。ニュートの胸ポケットには、木の枝のようで花の茎のような魔法生物「ボウトラックル」のピケットがくっついていた。

ニュートはジェイコブに、逃げた魔法動物を一緒に捕まえて欲しいと頼む。せっかく泊まらせてもらったのに抜け出すのは失礼だと最初は断ったジェイコブだったが、問題が解決したらすぐオブリビエイト(記憶消去)されるとニュートが言うと、ジェイコブは乗った。ジェイコブと一緒に、自然豊かなセントラルパークへ向かった。ヘルメットと防弾チョッキをジェイコブへ着せ、待機させる。公園には大きなトドのような魔法動物「エレンペント」がいたため、ニュートが求愛ダンスでおびき寄せ、トランクへ入れることに成功。しかし、ニュートたちの脱走に気が付きその様子を陰で見ていたティナ。ニュートとジェイコブがトランクへ入ったところで、ティナはトランクを持ち去り再びマクーザへ向かった。

オブスキュラス

その夜、ニューヨークの新聞社では、ヘンリー・ショー・ジュニア上院議員が支援者たちの前でスピーチを行っていた。会場には父親を含め、たくさんの人が来ている。すると、外が何やら重苦しい雰囲気になってきた。何かの物体が街中を這えずりまわっている。それはヘンリーのいる会場へと入り込んだ。ヘンリーがスピーチを始めると、急に停電が起こり、突風が吹きやれる。するとヘンリーが空中に浮かび上がり、その後床に叩きつけられ即死した。社長である父親が駆けつけると、ヘンリーは見るも無残な姿になっており、父は息子の死を嘆いた。

ヘンリーの死を受けて、マクーザでは緊急会議が行われる。そこへ、ニュートのトランクを持ったティナが乱入。「またなの」と呆れる議長へ必死に訴えるティナ。仕方なく話を聞くことにした議長たちへ、ティナはトランクを開けてみせる。すると中からニュートとジェイコブが出てきた。魔法生物を違法に持ち込み、それが逃げたと知るやいなや議長が憤慨する。きっとその動物がヘンリーを殺したに違いないと焦る議長へ、ニュートは物申す。「魔法動物の仕業じゃない。オブスキュラスです。薄々気づいていたでしょう。」と言うと、ニューヨークでオブスキュラスを生み出す者はいないと議長は一刀両断した。そして、ジェイコブについてはノーマジ(人間)であることから、人間の前で魔法を使ったこともバレてしまう。

その後、ニュートはグレイブスの事情聴取を受けた。オブスキュラスの事を詳しく聞かれ、関与を否定したものの、グレイブスはニュートたちが悪名高い魔法使いグリンデルバルトと共謀しているに違いないと断罪し、ニュートとティナに死刑を宣告。ジェイコブには記憶を抹消する「オブリビエイト」の刑を言い渡した。

救出と探索

ティナの悲痛な心の叫びを読み取ったクイニーは、事態を察知して助けに向かう。その間、ニュートのポケットにいるボウトラックルのピケットは鍵の開錠が得意なため、ニュートの手錠を簡単に開け、ニュートは魔法生物の力を借りてなんとかティナの救出に成功した。牢屋に閉じ込められていたジェイコブをクイニーが助け出し、4人は合流。3人はニュートのトランクへ身を隠し、クイニーがトランクを持ってマクーザの外へ出た。ティナの死刑が執行される際、ティナの記憶の一部を見たニュート。ティナは闇払いの仕事をしていた際、クリーデンスが母メアリーから虐待を受けていることを知り、彼を守っていた。そのことをティナに聞くと、彼を守る為に一線を超えた。そのせいで闇払い局から左遷されてしまったと語るティナ。

その頃、妹の部屋にいたクリーデンスは、机の中から魔法の杖を見つけ問い詰める。妹はただのオモチャだと言って誤魔化した。大変な事になるぞとクリーデンスが忠告するも、タイミング悪くそこへ母メアリーが現れる。今度は妹を虐待しようと目の前に立ちはだかった。その時、突如オブスキュラスが現れ、メアリーを殺害。その状況を目の前で見ていたクリーデンスは恐ろしくなりその場を逃げ出した。

マクーザから何とか脱出したニュートたちは、ニュートのトランクから逃げた最後の動物を捕獲するため動き出す。しかし最大の難点があり、なんとその動物は透明だった。途方に暮れるニュートを見てティナが閃く。闇払い時代の情報屋ナーラク。彼がいる飲み屋へ行くことにした。飲み屋へ行くと、ティナとニュートの手配書が貼ってある。ティナがナーラクを見つけ、魔法動物の件を聞いた。ナーラクは手配書を見て、情報に見合うだけの報酬が欲しいと言う。そしてニュートの胸ポケットにいたボートラックルのピケットを要求し、それが欲しいとねだった。ニュートは拒否したがナーラクは引き下がらない。仕方なくピケットを渡そうとしたが、ピケットはニュートの傍にいたいのか必死に抵抗した。しかしピケットはナーラクの手に渡ってしまう。

「5番街のメイシー百貨店で暴れているという情報があった」とナーラクは情報を渡し、さっそく探しに行こうとするも、ナーラクがマクーザへ通報していたため、既に追ってが店にやって来ていた。するとジェイコブがナーラクを殴り、ひるんだところでニュートがピケットを奪い返して逃げる。

捕獲成功

何とか追っ手を巻いたニュートたちは、手がかりのメイシー百貨店へ来た。すると中で龍のような魔法動物「オカミー」が暴れている。そしてそこに、探していた最後の魔法動物がいた。しかし先にオカミーを何とかしないと店が壊れてしまう。オカミーは空間に合わせて体の大きさを変える習性があり、広い所では大きく、狭い所では小さくなるとニュートがアドバイス。何か小さい入れ物がないか必死にみんなで探すと、ティナがティーポットを見つけた。そしてオカミーの好物である虫をポットに入れ、オカミーが餌を追ってきたところで何とかティーポットの中へ収納することに成功。みなホッとしたが、ピケットだけは違った。物凄く怒っている。あの時、自分を渡そうとしたニュートが許せなかった。ニュートは「二度と君を離さない」と約束し、何とか仲直りする。

その後、みんなでニュートのトランクの中へ入り、魔法動物たちを見て回った。ジェイコブがオカミーの赤ちゃんを見ていると、ニュートが抱っこさせてくれる。オカミーの卵の殻は純銀で出来ており、密漁の被害が深刻だと説明していた。一方クイニーはその時、ある女性の写真を見つける。その人はリタ・レストレンジという名前で、ニュートがホグワーツの学生時代にとても仲が良く、彼女のためにしたことで学校を追放されそうになったニュートをダンブルドアが救った、と心を読んで知った。ニュートはもう過去の出来事だと言う。

オブスキュラスの正体

クリーデンスの元へやってきたマクーザのグレイブスは、メアリーが死んだ話を聞き、クリーデンスの妹こそがオブスキュラスだと確信。クリーデンスそっちのけで妹を探そうとする。クリーデンスは恐怖のあまり震えており、1人にしないでとグレイブスへ必死に訴えるが、目的のオブスキュラスの正体が分かったグレイブスは、クリーデンスへ「もうお前に要はない」と言って切り捨てた。その後、部屋の片隅で怯えている妹を発見したクリーデンスが優しく声をかけ、近寄っていく。

するとその瞬間、不穏な空気が漂い建物の壁が崩落。その奥から怒りに満ちたクリーデンスが現れた。オブスキュラスの正体は、クリーデンスだったのだ。グレイブスは先程の言葉を撤回し、再び彼に歩み寄ろうとするがもう既に遅い。「あなただけは味方だと思っていた。信じていたのに…」と言うと、オブスキュラスと化したクリーデンスはニューヨークの街を破壊して回る。その様子を建物の屋上から見ていたニュートたちは、クリーデンスがオブスキュラスだったことに気づく。

「オブスキュラスとなった子供は10歳まで生きられないはずでは?」と聞くティナ。クリーデンスはもうティーンエイジャーだ。ニュートは、クリーデンス自身の力が強すぎたため、生きられたのだろうと推測する。ニュートはオブスキュラスを追いかけ、ティナは現場に現れたグレイブスを阻止する。散々暴れたオブスキュラスは、クリーデンスの姿へと戻り、彼は地下鉄へと入っていった。

グリンデルバルド

地下鉄のトンネルで立ちすくんでいるクリーデンスを発見したニュートは、優しく声をかけ保護をしようと試みる。しかしそこにグレイブスが現れ、煽って再びオブスキュラスの姿へと変えさせた。マクーザの職員たちは周辺一体を封鎖し、人間たちが中に入ってこないよう対策を取ると、闇払いの魔法使いたちがオブスキュラスの退治を試みる。ニュートが止めようとするも、次々と呪文の攻撃がオブスキュラスへ当たり、苦しそうに叫んでいる。そしてそのまま砕け散った。しかし小さな断片が街へ逃げる。それに誰も気づかない。

グレイブスはオブスキュラスを手に入れたかったため、マクーザへ反撃。それを怪しんだニュートがグレイブスを捕らえると、グレイブスの姿がみるみる変わっていく。そしてグレイブスは、あの闇の魔法使いグリンデルバルドへと変貌を遂げた。グレイブスこそがグリンデルバルドだったのだ。ようやく捕まったグリンデルバルドはマクーザによって連行された。

オブリビエイト

一件落着となったが、マクーザの議長が事態の深刻さに頭を抱えている。今回の騒動があまりにも大きすぎたため、大勢の人間に目撃されてしまったこと、そしてニューヨークの全市民にオブリビエイト(記憶消去)なんて出来るはずもないと嘆いた。そこでニュートが1つ提案する。

ニュートはアリゾナの大自然にかえす予定だったサンダーバードをトランクから出すと、記憶を消す薬を持たせ放った。サンダーバードはそのまま空高く飛んでいくと、やがて薬を含んだ雨を降らす。魔法使いたちはオブスキュラスによって破壊された街を魔法で元へ戻し、

雨に撃たれた市民からは今日の記憶が消えていく。

地下鉄から地上へ出たニュートたちは、大雨を眺めながらホッとしていた。一緒に戦って協力してくれたジェイコブの記憶だけは残しておきたかったが、マクーザ議長が「例外なし」としたため、ジェイコブはニュートたちにお別れを言って雨の中へと進んでいく。しばし雨に打たれると、自分がなぜここにいるのか分からなくなった。それを見たクイニーは傘をもって歩み寄り、ジェイコブへキスをする。首には、魔法動物に噛まれた跡がまだ残っていた。

念願のパン屋

後日。缶詰工場で働くジェイコブは、何者かにぶつかる。謝りもせず立ち去った男に怒るジェイコブだったが、その男はニュートだった。そして目の前にはトランクが1つ。中を開けてみると「開業資金に充てて」と書かれた手紙と、オカミーの銀の卵の殻が沢山入っていた。

ニュートはイギリスへ帰国するため港へ向かう。見送りに来たティナに別れの挨拶を言った。ニュートは今回の事を本にする予定だと言い、完成したら直接手渡しに来ることを約束する。ティナは別れの辛さで涙を流しながらも、とても嬉しそうにうなずいた。

そしてジェイコブは貰った資金で念願のパン屋を開業し、お店は行列ができるほどの大繁盛となる。魔法動物にそっくりな可愛いパンたちが大人気だった。そしてその客の中にクイニーがいる。クイニーがジェイコブへ微笑みかけると、ジェイコブも笑顔を返した。

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」総合評価

星 4.6

 

ハリーポッターシリーズはどちらかと言うと子供向け要素が多いですが、このファンタスティックビーストは大人向けといった感じで、幅広い世代が楽しめる映画だと思います。あまりシリーズものの登場人物が変わることが好きでない私ですが、1度見たらハリーポッターより面白い!とたちまち虜になりました(笑)

そしてこの映画の最後にグリンデルバルド役で登場したのがまさかのジョニー・デップで驚き!!沢山登場する魔法生物も可愛くて仕方ありません♪このファンタスティックビーストは5部作となることを作者が公言しており、現在3部作までが公開されています。残りの2作が楽しみでなりませんっ!!