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「ハリー・ポッターと謎のプリンス」あらすじと感想。シリーズ第6弾!!

ハリー・ポッターと謎のプリンス

ホグワーツの6年生となったハリー。史上最凶の魔法使いヴォルデモートとの対決に向け、ヴォルデモートの過去と弱点について探る1年間の物語。そしてまたハリーの大事な人の1人が犠牲となる…。ヴォルデモートを倒す鍵となる「分霊箱」を探しに、命がけの戦いが始まろうとしていた。

ホラス・スラグホーン

ヴォルデモートの復活が世に知れ渡り、その影響はマグル(人間)界にも影響を及ぼしていた。デス・イーターたちが街を襲い始め、ミレニアム橋を破壊。他にも様々な異変が起き始める。

その頃、ハリーはスピナーズ・エンド駅にあるカフェにいた。預言者新聞を呼んでいると、ウエイターの女性が話しかけてくる。なにやらハリーに気がありそうな態度だった。ハリーは思い立って女性に声をかけ、お茶に誘う。もうすぐ閉店のため、ハリーと彼女は閉店後に会う約束をした。そしてふとハリーがお店の外へ目をやると、向かい側のホームにダンブルドアの姿が見える。ハリーはダンブルドアの元へ向かった。

ダンブルドアはハリーへある場所への同行を頼む。ウエイターの女性との約束があったため、後にできないかと聞くがだめらしい。そのまま2人は姿現しの術でバドリー・バートン村へ行った。そこにはダンブルドアの元同僚で、ホグワーツにかつて務めていたホラス・スラグホーンがいる。そして彼の家を訪れた。

家に着くと部屋は真っ暗で人気がない。部屋も荒らされているような様子だった。警戒したダンブルドアがゆっくりとハリーを連れ中へ入っていく。そしてとあるソファーの前に立ち止まりダンブルドアが呪文を唱えると、ソファーはスラグホーンに変わった。見破られてしまったと楽しそうに2人を迎えるスラグホーン。ダンブルドアは早速本題に入り、スラグホーンへ、ホグワーツで再び教えて欲しいと頼み込む。一度は断ったスラグホーンだったが、あの有名なハリーも連れてきていたこともあり、渋々承諾した。その後、ロンの家へ送ってもらったハリーはロンやハーマイオニーたちと再会する。

破れぬ誓い

その頃。シリウス・ブラックの従妹であり、シリウスを殺した張本人であるベラトリックスは、ドラコの母ナルシッサとスネイプ先生へドラコを守るよう「破れぬ誓い」を結ばせた。ドラコが任務を果たせない時には、スネイプが代わりに実行するよう約束するものである。

ダイアゴン横丁へ向かったハリーたちは、夜の闇ノクターン横丁にある「ボージン・アンド・バークス」というお店でドラコを見かけた。何かのキャビネットをいじり、儀式のような事をやっている。ハリーは、ドラコの父ルシウスがヴォルデモートのしもべであるデス・イーターのため、ドラコもデス・イーターではないかと疑った。

助けてくれたルーナ

新学期。いつも通り列車に乗りホグワーツへ向かう。ハリーはドラコを探るべく、列車の中を移動し透明マントを羽織ってドラコへ近づいた。まもなく列車が到着し、みな下車していく。最後にドラコが下車しようとした時、「そこにいるのは分かっている」と急に振り返りハリーに向けて「石になれ」と呪文をかける。その場で倒れ固まってしまったハリー。ドラコはハリーの顔を蹴り透明マントをかけると、「ロンドンまで戻れ」と吐き捨て列車を降りていった。

そこへ不思議なメガネをかけて現れたルーナ。透明マントを被せられ、誰にも見つけてもらえそうになかったハリーを見事助け出した。呪文を解いてもらい動けるようになったハリーは、なぜ分かったのかとルーナへ質問する。ルーナは「だってラックスパートが飛んでたんだもん」と答えた。ハリーはそれが何なのか分からなかったが、馬車に乗り遅れた2人は急ぎ足で歩いてホグワーツへ向かった。

新学期

今年の闇の魔術の授業はスネイプ先生が担当することとなり、魔法薬学の授業はスラグホーン先生となった。ダンブルドアは新学期の挨拶をし、加えて闇の力が学校に入り込もうとしているので心して欲しいと生徒たちに注意を促した。

スネイプ先生が魔法薬学の授業を担当していた頃は「優」でないと授業が取れなかったが、スラグホーン先生は「良」の生徒も受け付けてくれるとのことで、急遽ハリーとロンは授業に参加することとなった。急だったため教科書を持ち合わせていなかった2人は、学校に寄贈された本棚から教科書を借りる。ハリーが手に取った教科書には「半純血のプリンス」と書かれていた。

スラグホーン先生は、1番良く薬を作れた生徒にフェリックス・フェリシス(幸運の液体)をあげることを約束した。みんなが本を見ながら必要なものを鍋へ入れていく。ハリーも同じようにやろうとするも、ハリーの借りた教科書には材料の分量などが訂正されて書き込まれていた。ハリーは訂正された情報を元に薬草を入れていくと、見事完璧にやり遂げた。スラグホーン先生はハリーを最優秀生徒として選び、ご褒美の秘薬を与える。ハリーはすっかりスラグホーン先生のお気に入りとなっていた。

トム・リドルと出会った日

校長室に呼ばれたハリーは、ダンブルドアにヴォルデモートに関する記憶を見て欲しいと頼まれた。ハリーは「憂いの篩(ふるい)」でダンブルドアがヴォルデモートであるトム・リドルと初めてあった時の様子を見る。

ダンブルドアが孤児院を訪ねると、若き少年トム・リドルがいた。人と違う事で孤立していたトムに、自分も同じだと歩み寄るダンブルドア。トムが証拠を見せてと言うと、ダンブルドアは魔法で部屋にあったクローゼットに火をつけた。そして、トム・リドルに対し、魔法の使い方と制御を教わるためホグワーツへ来るように言う。ホッとしたような表情になったトムが「ヘビと話せることも普通なの?」と聞くとダンブルドアは絶句した。そこで記憶から元に戻される。

記憶を見せた後、トム・リドルがスラグホーンから何を聞き出したのかを探って欲しいとダンブルドアはハリーに頼んだ。トム・リドルはスラグホーンの特にお気に入りの生徒だったのだ。スラグホーンへ近づき、その真相を探って欲しいとお願いした。ハリーは「半純血のプリンス」が書き残した本に夢中になり、魔法薬のみならず、その人が発明した闇の呪文までも頭に入れ、その年の優秀生徒に選ばれる。スラグホーン主催の食事会に、ハーマイオニーなどと共に見事ハリーも招かれた。

ドラコへの疑惑

冬になり、ホグズミード村へ遊びに行ったハリー。帰りの道中で悲鳴を聞き駆けつけると、ケイティ・ベルという少女が吊るされているのを発見した。呪いのかかったネックレスを持っていたことから、ケイティが村でドラコと会っているのを目撃していたハリーはマクゴナガル先生とスネイプ戦士にドラコがデス・イーターになったと指摘するも、軽々しくそういうことを言うなと逆に注意されてしまう。

一方で、ハリーはロンの妹ジニーを異性として意識しだしていた。店でジニーと彼氏のディーンが仲良く話しているのを発見し、複雑な表情をするハリー。ハーマイオニーはジニーたちカップルが度々喧嘩をして、ジニーがよく泣いていることを心配していた。そして同じくロンも、ハーマイオニーを意識しだしていた。

食事会

スラグホーン先生の食事会が開かれ、両親がマグルであることに興味深さを感じたのか、ハーマイオニーは両親の職業を聞かれ「歯科医」だと答えた。11歳までマグル界で普通の人間として暮らしていたハリーは歯科医がどんな仕事なのか理解できたが、マグル界を知らない先生は興味津々だった。

食事も終わり解散した後、部屋に1人残ったハリー。スラグホーンの自慢の生徒たちの写真を見て、トム・リドルもいるか聞いた。先生はリドルの青年時代は物静かな魔法使いだったと言う。

すれ違う想い

クリスマスが近づきクィディッチの試合が行われた。キーパーとして今年から参入したロンは初の試合に緊張でどうにかなりそうになっている。そこでハリーはロンへ、スラグホーン先生からもらった「幸運の液体」と思わせた物を渡した。幸運の液体を飲んだと思い込んでいるロンは試合で大活躍。その様子を見ていたラベンダーという少女がロンに夢中になった。情熱的なラベンダーは猛アタックの末にロンと付き合いはじめ、堂々とキスをするようになる。それを見て傷ついたハーマイオニーをハリーは慰めていた。その時ハーマイオニーは、ハリーのジニーに対する気持ちに気づいていたことを話す。動揺して否定するハリーだったが、ハーマイオニーにはバレバレだったようだ。

その頃、ドラコは必要の部屋に忍び込み「姿をくらますキャビネット」が使えるかどうかを試していた。そしてホグワーツと夜の闇ノクターン横丁にある店ボージン・アンド・バークスとを繋げようとしている。ダンブルドアは旅に出ていて帰って来なかった。

クリスマスの悲劇

クリスマス・パーティーにて、スネイプ先生がドラコへ「呪いのネックレス」をケイティに渡した件について叱っていたところを偶然ハリーが目撃する。スネイプは、君を守るよう破れぬ誓いを結んだとドラコを責め、ドラコは自分のことは放っといて欲しいと言い返していた。ヴォルデモートがドラコを使い、スネイプがその面倒を見ていると推測したハリー。

ハリーはこの件をロンとハーマイオニーへ話した。

休暇中、ロンの家で過ごしたハリーはジニーといいムードになる。しかし、そこへベラトリックスが現れ家に火を付けた。みんな無事だったものの、家が燃えてしまいロンの母モリーはショックを受ける。

記憶の改ざん

年が明けて新学期が始まったが、魔法省でも行方不明者が続出していた。ハリーは校長室にある「憂いの篩」でダンブルドアの記憶を見ることにする。トム・リドルがスラグホーン先生へ「禁書の棚で珍しい本を見かけた」と話していた。記憶から戻ってくるとダンブルドアが言う。ダンブルドアは、その記憶はスラグホーンのもので、記憶が改ざんされているため真実を暴いて欲しいとハリーに頼んだ。

スラグホーン先生の部屋を訪れたハリーは、記憶にあったトム・リドルと同じ質問をする。しかし警戒したスラグホーンが「ダンブルドアの差しがねか!」と疑い、それ以降ハリーは避けられるようになった。

ロンの悲劇

ある日、ハリーに届いたラブレターを勝手に開けてしまったロン。すると毒入りのハチミツに侵される。ハリーは急いでスラグホーン先生の元へ解毒剤をもらいに行くが、再び怪しまれなかなか部屋に入れてもらえない。ハリーは必死の思いでお願いをし、何とか部屋に入れてもらうことができた。すぐさま薬を探すスラグホーンだったが、ロンは口から泡を吹いて痙攣しはじめ、一刻を争う事態だ。しかしなかなか薬が見つからず、ハリーは咄嗟にベゾアール石でロンを蘇生した。スラグホーンは、ハリーの機転に感心していた。

そして医務室へ運ばれたロン。心配してかけつけたハーマイオニーだったが、彼女のラベンダーがやってきてロンへ話しかける。身を引こうと覚悟したハーマイオニーだったが、ロンは意識が朦朧とする中ハーマイオニーの名前を何度も呼ぶ。「私はここにいる」と強く手を握ったハーマイオニー。その光景を目にしたラベンダーは泣きながら走り去っていった。

セクタムセンプラ

「呪いのネックレス」の件でハリーがケイティに話しかける。一体誰があのネックレスを渡したのか聞くも、ケイティは覚えていなかった。しかしその様子を見ていたドラコが激しく動揺し始める。逃げるドラコをハリーは追いかけた。ドラコをトイレまで追い詰めると、逃げ惑うドラコと激しい攻防戦になってしまう。ハリーは咄嗟に「半純血のプリンス」による本に書かれていた呪文「セクタムセンプラ」を使った。しかし呪文が当たったドラコは切り裂かれその場に倒れてしまう。どんな呪文なのかも分かっていなかったハリーは、目の前で血を流して倒れているドラコを見下ろし動揺する。

そこへスネイプ先生が現れ、状況を察知すると回復の呪文を唱えた。ドラコの傷はふさがり血が止まる。ハリーは恐ろしくなり、本を手放すことにした。必要の部屋に行き、ジニーに隠してもらう。そこで初めてハリーとジニーはキスをした。

幸運の液体の効果

スラグホーンはまだハリーを避けていたため、困ったハリーは「幸運の液体」を使う事に決める。薬を飲むと無性にハグリッドに会いたくなり、小屋へ向かった。その途中スラグホーンに会ったハリーは、これからハグリッドのところへ行くと言った。陽気で様子のおかしいハリーを心配してか、スラグホーンも一緒についていくと言う。

小屋へ行くと、ハグリッドは巨大グモのアラゴグの死を悲しんでいた。スラグホーンはアラゴグを見るなり興奮し、是非珍しいクモの毒を取らせて欲しいと頼む。ハグリッドは快諾し、その後スラグホーンが仕切り葬式を執り行った。すっかり意気投合したハグリッドとスラグホーンは小屋に入りお茶を交わす。

話の途中、スラグホーンは1番お気に入りだった生徒はハリーの母リリーだったと懐かしそうに語った。そして「見ても私を責めないでくれ」と言い、自分の頭から本当の記憶を抜き取ってハリーに渡す。ハリーはその記憶を小瓶に詰めてダンブルドアの元へ行った。

分霊箱

記憶に入ると、スラグホーンの部屋に1人残ったトム・リドルが禁書の棚にあった本について質問している。リドルはホークラックス(分霊箱)について聞いていた。それは教えられないと断っていたスラグホーンだったが、リドルは優秀な生徒故、決して使わないと約束させ話すことにした。

分霊箱とは、魂を身体から切り離し別の場所へ保管しておくもの。つまり、事実上不死身となる。しかし、分霊箱を1つ作るには、人を1人殺めなければならない。人を殺すと魂が切り裂かれるからだ。リドルはその話を聞いてなお「7つなら?」と質問しスラグホーンを驚かせていた。

記憶から戻り、ダンブルドアはヴォルデモートが7つの分霊箱を作り上げたと確信した。そして、かつてハリーが大蛇バジリスクの牙で破壊したトム・リドルの日記がそのひとつだと言う。ダンブルドアはうすうす気づいていた。分霊箱はどんな形にも大きさにもなりえる。だが、全て壊すことが出来ればヴォルデモートを葬ることができると、ダンブルドアは分霊箱を探す旅をしていたのだ。そして、隠し場所には必ず魔法の痕跡が残るとして、それをヒントにダンブルドアは手がかりを探し、2つめの分霊箱となる指輪を見つけ出した。そして破壊した指輪をハリーへ見せる。そして次なる手がかりを得たダンブルドアはハリーに同行を求めた。

スリザリンのロケット

孤島の洞窟の奥で3つめの分霊箱であるスリザリンのロケットを見つけたダンブルドアは、ハリーへある約束をさせる。とても危険ゆえ、命令には必ず従う事、殺せと言ったら殺すこと、そのくらいの意思を持つのだと忠告した。そして2人は意を決して洞窟へ入って行く。中は水に囲まれた中央に岩が盛り上がっており、その上に隠されていた。水の中では亡霊たちがうようよ動いている。まずは水中に沈んでいた船を引き上げ、繋がれた鎖を引いて岩までたどり着いた。

岩の上には水盆があり、水が張ってある。ダンブルドアはこの水を飲み干さねばならないと言い、途中で嫌だと言っても必ず全て飲ませるように頼んだ。そして置いてあった貝殻で水をすくい、1口飲む。途端にダンブルドアは震え、苦しみだす。その場に倒れこんだダンブルドアに、ハリーは続けて水を飲ませた。もう飲めない、やめてくれと叫ぶダンブルドアに、断腸の思いで飲ませ続けるハリー。弱り切ったダンブルドアへ最後の1口を飲ませると、中からスリザリンのロケットが出てきた。

急いで洞窟を後にしようとしたその時、水中から亡霊たちが岩へよじ登ってきてハリーたちへ襲い掛かる。ハリーはダンブルドアを守りながら必死に亡霊たちを追い払った。しかし圧倒的な数の多さに対抗出来ず囲まれてしまう。その時、ダンブルドアが最後の力をふり絞り呪文を唱えると、辺り一面が炎に包まれ外へと続く道が出来た。こうしてハリーたちは無事に脱出しホグワーツへ戻る。

ダンブルドアの死

ダンブルドアはハリーを先に行かせると、自分は1人その場に留まった。すると、ボージン・アンド・バークスとホグワーツを繋げたドラコが、デス・イーターを連れ込みダンブルドアの前に現れた。ドラコたちの声を聞きハリーは身を隠して陰から様子を見る。ドラコは、呪いのネックレスをケイティへ渡し、ハリーへ毒入りのハチミツカードを送った事を認めた。しかしダンブルドアはどれも致命傷にはならないと、ドラコの殺意に疑問を抱く。すると馬鹿にするなとドラコがダンブルドアへ杖を向けた。

一緒に来ていたベラトリックスが殺せと命令する。しかしドラコは涙を浮かべ「こうするしかないんだ」と言いダンブルドアを殺そうとするも、中々その呪文を口にできない。隠れてその様子を見ていたハリーが助けに向かおうとすると、ちょうどそこにスネイプが現れ、ハリーに静かにするようジェスチャーをするとダンブルドアの元へ向かった。

スネイプはドラコをはねよけると、ダンブルドアが「頼む…」と言う。その瞬間、スネイプはダンブルドアへ向けて死の呪文「アバタケタブラ」を放った。ダンブルドアはそのまま棟の上から落下していく…。

半純血のプリンス

助けてくれると思っていたスネイプに目の前でダンブルドアを殺され、怒り狂ったハリーは逃げるスネイプたちを追いかけ切り裂く呪文「セクタムセンプラ」を放つも、スネイプにあっさり跳ね返されてしまう。そしてスネイプは「この呪文を作った本人に放つとは。半純血のプリンスとは私のことだ」と言い、その場を去って行った。そして空には闇の印が放たれ、ドクロの雲が支配する。

R.A.B

ダンブルドアの死を知った先生や生徒たちが外へやってくると、追悼の意を表し杖を空へ向けて呪文を唱えた。するとそのひとつひとつが光となり、闇に包まれた空を包む。やがて闇の印は消え去り、空は元へ戻った。

その後、ハリーはロンとハーマイオニーの元へ行き、ダンブルドアと共に手に入れたスリザリンのロケットを見せる。しかしロケットは偽物で、中を開けると手紙が入っていた。そこには、本物は自分が持ち去ったと「R.A.B」という人物の名が書いてある。この人物についてはサッパリだったが、ハリーはダンブルドアの仇を打つために学校を離れ分霊箱を探す旅に出ることを決意する。そしてロンとハーマイオニーも一緒に行くことを決めた。

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」総合評価

星 4.3

 

ヴォルデモートとの直接対決を前に、まさかのダンブルドアの死に驚いた人も多いのではないでしょうか。そしてドラコは闇落ちし、スネイプまでもが敵となった今、ハリーたちはどうやってヴォルデモートと戦うのか。友情と愛に溢れた最後の作品「死の秘宝」へとラストスパートをかけた本作。終始暗いイメージですが、続きがものすごく気になる終わり方!